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<新興国eye>前週の上海総合指数、新型肺炎の感染拡大懸念で続落=BRICs市況
2020-01-27 09:45:00.0
前週(20−23日)の中国株式市場は主要指標である上海総合指数の23日終値が17日終値比3.22%安の2976.53となり、続落した。週末24日は「春節」(旧正月)の祝日で休場だった。
週明け20日の指数は、政府が景気刺激策を打ち出すとの観測を受け、続伸して始まった。
21日は3日ぶりに反落。湖北省武漢で発症した新型コロナウイルスによる新型肺炎が北京や上海など他都市に拡大したことを受け、観光やホテル関連セクターを中心に他のセクターにも売りが波及した。
22日は反発。新型肺炎の感染拡大が続く中、政府が追加金融緩和などの経済対策が打ち出すとの観測や、03年のSARS(サーズ=重症急性呼吸器症候群)感染拡大時に比べ、政府の迅速な感染拡大防止対応や情報公開が市場に安心感を与えたことを受け、買い戻しが入った。
23日は大きく反落。新型肺炎の感染者数拡大が続き、政府が武漢で航空機や列車の発着を禁止したことを受け、リスク投資が控えられ、観光や運輸、娯楽関連のセクターを中心に売りが強まった。
今週(31日)の株式市場は、新型肺炎の感染拡大や米中通商第2段階協議、米・EU貿易協議、英・EU(欧州連合)離脱、中東、特にイラン・シリア情勢などの地政学的リスク、海外市場の動向、株価支援・景気対策、人民元相場、原油などのコモディティ(国際相場商品)相場などが注目される。主な経済指標の発表の予定は31日の中国1月製造業PMI(購買担当者景気指数)など。27−30日は「春節」(旧正月)の祝日で休場となる。
<関連銘柄>
上証50連動<1309>、上場パンダ<1322>、上場チャイナ<1548>、
H株ブル<1572>、H株ベア<1573>、中国A300<1575>、
南方A50<1576>、iSエマジン<1582>
提供:モーニングスター社




