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<新興国eye>前週の上海総合指数、米・イラン緊張緩和で6週続伸=BRICs市況
2020-01-14 09:38:00.0
前週(6−10日)の中国株式市場は主要指標である上海総合指数の10日終値が3日終値比0.28%高の3092.291となり、6週続伸した。
週明け6日の指数は小幅ながら続落して始まった。利益確定売りが優勢となったが、原油高を受け、石油大手ペトロチャイナ(中国石油)などエネルギー株が買われたため、指数の下げは限定的となった。
翌7日は3営業日ぶりに反発。米・イラン緊張は緩和するとの見方が支援材料となった。
8日は反落したが、9日は再び反発。イランによるイラク駐留米軍基地への弾道ミサイル攻撃を受け、中東情勢の悪化懸念が再び強まり、売りが優勢となったが、その後は、トランプ米大統領が会見で、イランの報復攻撃で「米国人の死傷者は出なかった」とし、軍事衝突を回避する考えを示したことで、米・イラン緊張が緩和し、買い戻しが入った。
週末10日は小反落。米中通商第1段階合意の調印を15日に控え、買い安心感が広がったものの、金融株、不動産株が売られ、指数を押し下げた。
今週(13−17日)の株式市場は、15日の米中通商第1段階合意の調印や中東、特に、イラン・シリア情勢、英・EU(欧州連合)離脱協議の第2段階交渉などの地政学リスク、海外市場の動向、株価支援・景気対策、人民元相場、原油などのコモディティー相場などが注目される。主な経済指標の発表の予定は13日の19年12月新車販売台数や14日の12月貿易収支、16日の12月住宅価格指数、17日の10−12月期GDP(国内総生産)と12月鉱工業生産・小売売上高・1−12月都市部固定資産投資など。
<関連銘柄>
上証50連動<1309>、上場パンダ<1322>、上場チャイナ<1548>、
H株ブル<1572>、H株ベア<1573>、中国A300<1575>、
南方A50<1576>、iSエマジン<1582>
提供:モーニングスター社




