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新興国ニュース

<新興国eye>前週の上海総合指数、大規模交通インフラ投資を好感=BRICs市況

2019-12-30 10:02:00.0

 前週(23−27日)の中国株式市場は主要指標である上海総合指数の27日終値が20日終値比ほぼ横ばいの3005.035となった。

 週明け23日の指数は続落して始まった。米中通商協議の第1段階合意が20年1月初めに調印されることが決まった一方、香港の民主化抗議デモが長期化していることや、中国政府系ファンドが一部のIT企業の持ち株を放出する計画を発表したことが嫌気された。

 24日は3営業日ぶりに反発。25日は小反落。24日は李克強首相が中小企業の借り入れコスト引き下げのため、預金準備率を引き下げる措置を講じる考えを示したことで、期待買いが入ったが、25日は売り優勢に転じた。

 26日は反発したが、週末27日は小反落。26日は、李小鵬・交通運輸相が20年に大規模な交通インフラ投資を計画していることが伝えられたことが好感され、インフラ関連と不動産関連が指数の上げを主導した。鉄道事業向けに8000億人民元、高速道路と河川事業向けに1兆8000億人民元、また、民間航空分野にも900億人民元を投資するとしている。27日は11月工業部門企業利益が4カ月ぶりに増加に転じ、高い伸びとなったことが好感されたものの、引けにかけては利益確定売りに押された。

 今週(12月30日−1月3日)の株式市場は、引き続き米中通商協議の合意調印に向けた動き、米国による対イラン追加制裁や英・EU(欧州連合)離脱協議の第2段階交渉などの地政学リスク、海外市場の動向、株価支援・景気対策、人民元相場、原油などのコモディティ相場などが注目される。主な経済指標の発表の予定は中国当局発表の12月製造業PMI(購買担当者景気指数)や大手メディア財新が発表する12月財新製造業PMIなど。1月1日は正月のため休場となる。

<関連銘柄>
 上証50連動<1309>、上場パンダ<1322>、上場チャイナ<1548>、
 H株ブル<1572>、H株ベア<1573>、中国A300<1575>、
 南方A50<1576>、iSエマジン<1582>
提供:モーニングスター社