新興国ニュース
<新興国eye>前週のブラジル株、景気回復期待や米中通商合意を好感し3週続伸=BRICs市況
2019-12-23 11:35:00.0
前週(16−20日)のブラジル株式市場は20日のボベスパ指数が前日比0.01%安の11万5121.1、週間ベースでは13日終値比2.27%高となり、3週続伸した。
週明け16日の指数は4営業日ぶりに反落して始まった。ボウソナロ大統領が金融取引課税の導入を検討していると伝えられたことが嫌気され、売りが優勢となった。
17日は反発し、19日まで3日続伸。中銀の金融政策決定会合の議事録が公表され、当分の間、低金利による景気回復が続くとの見方が強まったことが買い材料になったほか、国営石油大手ペトロブラスの急伸が指数の支えとなった。また、19日はパウロ・ゲデス財務相が20年のブラジル経済の成長率が少なくとも2%増となる見通しや国営企業の売却による民営化、税制改革の実施を発表したことが支援材料なり、指数は11万5000ポイントを超え、過去最高値を更新した。
週末20日は銀行株を中心に利益確定売りが出て、指数は小反落した。
今週(23−27日)の株式市場は、米中通商協議や世界景気減速、国営企業の民営化、経済改革の見通し、海外市場、特に米株市場、原油などの国際商品相場、米国による対イラン追加制裁、英・EU(欧州連合)離脱協議の第2段階交渉などの地政学的リスクなどが焦点となる。主な経済指標の発表の予定は27日の12月ジェトゥリオ・バルガス財団(FGV)IGP―DIインフレ指数(全国卸売物価指数)など。24日と25日はいずれもクリスマスの祝日で休場となる。
<関連銘柄>
ボベスパ<1325>、iSエマジン<1582>、上場MSエマ<1681>、
iS新興国<1362>、上場EM債<1566>
提供:モーニングスター社




