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<新興国eye>前週のブラジル株、追加利下げや米中通商第1段階合意で続伸=BRICs市況
2019-12-16 11:29:00.0
前週(9−13日)のブラジル株式市場は13日のボベスパ指数が前日比0.33%高の11万2564.9、週間ベースでも6日終値比1.30%高となり、続伸した。
週明け9日の指数が6営業日ぶりに小反落して始まり、10日も小幅値を下げ、続落。ブラジル中央銀行とFRB(米連邦準備制度理事会)の金融政策決定会合を控え、積極的な買いが控えられる中、ブラジルの重要な貿易相手国である中国11月貿易統計で輸出が4カ月連続で減少したことが嫌気され、売り優勢となった。
11日は3日ぶりに反発し、週末13日まで3連騰した。
11日は買い戻し優勢。FOMC(米連邦公開市場委員会)での政策金利据え置きの決定は市場予想通りだったとして反応薄。その後、ブラジル中銀が全員一致で政策金利を4.50%に引き下げ、次回の20年2月会合での追加利下げの可能性を示唆した。12日から13日にかけては、ブラジル中銀のハト派姿勢継続や、トランプ米大統領が米中通商協議の第1段階合意に近づいていると発言し、米経済通信社もすでにトランプ米大統領が第1段階合意を承認したと報じたことが好感され、一段高となった。
今週(16−20日)の株式市場は、米中通商協議や世界景気減速、国営企業の民営化、経済改革の見通し、海外市場、特に米株市場、原油などの国際商品相場、米国による対イラン追加制裁、英・EU(欧州連合)離脱協議の第2段階交渉などの地政学リスクなどが焦点となる。主な経済指標の発表の予定は20日の12月ジェトゥリオ・バルガス財団(FGV)消費者信頼感指数と12月中旬時点のIPCA(拡大消費者物価指数)、11月経常収支など。
<関連銘柄>
ボベスパ<1325>、iSエマジン<1582>、上場MSエマ<1681>、
iS新興国<1362>、上場EM債<1566>
提供:モーニングスター社




