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<新興国eye>前週のロシアRTS指数、原油高、米中通商第1段階合意を好感し続伸=BRICs市況
2019-12-16 10:59:00.0
前週(9−13日)のロシア株式市場はRTS指数(ドル建て)の13日終値が前日比0.30%高の1501.42、前週比でも3.66%高となり、続伸した。
週明け9日の指数は4営業日続伸して始まった。OPEC(石油輸出国機構)加盟国と非加盟国が20年1月から日量50万バレルの減産で合意したことを受け、ブレント原油先物が1バレル=64.5ドルに上昇したことが好感された。
10日は5営業日ぶりに小反落。連日の上げで利益確定売り優勢となった。
11日は反発し、週末13日まで3連騰した。
週後半はクドローNEC(米国家経済会議)委員長が米中通商協議の期間中は12月15日からの対中関税導入を中止すると発表したことや、FRB(米連邦準備制度理事会)が金融政策決定会合で20年末まで政策金利を据え置く考えを示唆したことなどが買い材料となった。
週末はトランプ米大統領が米中通商協議の第1段階合意に近づいていると発言し、米経済通信社がすでにトランプ大統領が第1段階合意を承認したと報じたこともあり、買い優勢。また、英国総選挙で与党・保守党が大勝し、単独過半数の議席を獲得したことでブレグジット(英国の欧州連合からの離脱)が前進する見通しとなったことや、原油先物価格が65ドルに上昇したことも支援材料となった。
今週(16−20日)のロシア市場は引き続き原油価格やルーブル相場、海外市場の動向、米中通商協議、英・EU(欧州連合)離脱協議の第2段階交渉、中東、特にイラン・シリア情勢、米国の対ロ制裁などが焦点となる。また、原油価格に影響を与える17日の米API(石油協会)週間石油在庫統計や18日の米EIA週間石油在庫統計も注目される。主な国内経済指標の発表は16日の11月鉱工業生産や、18日の11月失業率と11月小売売上高など。RTS指数は1490−1530ポイントの値動きが予想される。
<関連銘柄>
RTS連動<1324>、iSエマジン<1582>、iS新興国<1362>、
WTI原油<1671>、ガス<1689>、原油<1690>、
野村原油<1699>、iエネルギー<2024>
提供:モーニングスター社




