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<新興国eye>前週のブラジル株、堅調な7−9月期GDPを受け反発=BRICs市況
2019-12-09 12:11:00.0
前週(2−6日)のブラジル株式市場は6日のボベスパ指数が前日比0.46%高の11万1125.8、週間ベースでも11月29日終値比2.67%高となり、反発した。
週明け2日の指数は反発して始まり、週末6日まで5連騰した。
週前半は、ブラジルとの貿易関係が密接な中国の11月財新製造業PMI(購買担当者景気指数)が51.8と、市場予想を上回ったことが好感され、鉱山大手ヴァーレや鉄鋼大手のCSNとウジミナス(ミナスジェライス製鉄所)などが買われた。その後はブラジルの7−9月期GDP(国内総生産)が前期比0.6%増(前年比1.2%増)と、市場予想を上回ったことも好感された。
週後半は、米中通商協議の第1段階合意が年内に調印されるとの相次ぐ報道を受け、ブラジル経済の回復期待感も高まり、買い優勢。週末は強い米国11月雇用統計が好感され、ブラジル株への投資意欲が高まり、一段と買いが強まった。
今週(9−13日)の株式市場は、米中通商協議や世界景気減速、年金改革法案、国営企業の民営化、経済改革の見通し、海外市場、特に米株市場、原油などの国際商品相場、米国による対イラン追加制裁、英・EU(欧州連合)離脱を巡る英国総選挙(12日投開票)の結果などの地政学リスク、さらには11日の中銀の金融政策決定会合などが焦点となる。主な経済指標の発表の予定は9日の11月ジェトゥリオ・バルガス財団(FGV)IGP−DIインフレ指数(全国卸売物価指数)や11日の10月小売売上高、12日の10月IBC−Br経済活動指数など。
<関連銘柄>
ボベスパ<1325>、iSエマジン<1582>、上場MSエマ<1681>、
iS新興国<1362>、上場EM債<1566>
提供:モーニングスター社




