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<新興国eye>前週のロシアRTS指数、原油高がサポートし反発=BRICs市況
2019-11-25 10:32:00.0
前週(18−22日)のロシア株式市場はRTS指数(ドル建て)の22日終値が前日比0.05%高の1455.42、前週比でも0.41%高となり、反発した。
週明け18日の指数は反落して始まった。ブレント原油先物が1バレル=62.3ドルに下落したことが嫌気され、売り優勢となった。
19日は反発し、20日は再び反落。米国が中国通信機器大手ファーウェイ・テクノロジーズ(華為技術)に対し、同社による米国企業からの資材購入期間を90日間延長したことが好感されたものの、その後は米上院が香港の民主化デモを支持する香港人権・民主主義法案を可決したことや、トランプ米大統領が米中通商協議に中国が合意しなければ対中関税の税率を引き上げると発言したことを受け、売りに傾いた。
21日は反発し、週末22日も値を上げ、続伸。
週後半は、国営天然ガス大手ガスプロムが16年の自社株買いで取得した金庫株(3.6%相当の約8億5000万株)をモスクワ証券取引所で売り出し、2378億ルーブルを調達する計画を発表し株式需給悪化が懸念されたものの、原油高が指数をサポートした。
今週(25−29日)のロシア市場は引き続き原油価格やルーブル相場、海外市場の動向、米中通商協議、世界の景気動向、英・EU(欧州連合)離脱を巡る総選挙の動向、中東、特にイラン・シリア情勢、米国の対ロ制裁、12月初めのOPEC(石油輸出国機構)会合などが焦点となる。また、原油価格に影響を与える26日の米API(石油協会)週間石油在庫統計や27日の米EIA(エネルギー省エネルギー情報局)週間石油在庫統計も注目される。主な国内経済指標の発表の予定はない。RTS指数は1440−1500ポイントの値動きが予想される。
<関連銘柄>
RTS連動<1324>、iSエマジン<1582>、iS新興国<1362>、
WTI原油<1671>、ガス<1689>、原油<1690>、
野村原油<1699>、iエネルギー<2024>
提供:モーニングスター社




