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<新興国eye>前週のロシアRTS指数、米中貿易協議先行き懸念で6週ぶり反落=BRICs市況
2019-11-18 10:54:00.0
前週(11−15日)のロシア株式市場はRTS指数(ドル建て)の15日終値が前日比0.87%高の1449.42、前週比では1.28%安となり、6週ぶりに反落した。
週明け11日の指数は売り優勢で始まり、14日まで5営業日続落した。
週前半は、海外市場が香港民主化デモの激化や米中通商協議の先行き懸念で軟調となった流れを受け、ロシア市場では足元の高値警戒感から利益確定売りが広がった。
週後半は、トランプ米大統領が講演で、米中通商協議の第1段階合意に中国が調印しなければ、対中追加関税の税率をさらに引き上げると警告したことが嫌気された。ただ、OPEC(石油輸出国機構)が非加盟国の原油生産量が急減する見通しを排除しないと述べたことを受け、ブレント原油先物が1バレル=62.6ドルに急伸したことで、指数の下値は限られた。
週末15日は反発した。クドローNEC(米国家経済会議)委員長が米中通商協議は暫定合意に近づいていると発言したことが好感され、海外市場が堅調となったことが支援材料となった。
今週(18−22日)のロシア市場は引き続き原油価格やルーブル相場、海外市場の動向、米中通商協議、世界の景気動向、英・EU(欧州連合)離脱を巡る総選挙の動向、中東、特にイラン・シリア情勢、米国の対ロ制裁などが焦点となる。また、原油価格に影響を与える19日の米API(石油協会)週間石油在庫統計や20日の米EIA週間石油在庫統計も注目される。主な国内経済指標の発表の予定は18日の10月鉱工業生産や19日の10月PPI(生産者物価指数)、20日の10月小売売上高と10月失業率など。RTS指数は1400−1500ポイントの値動きが予想される。
<関連銘柄>
RTS連動<1324>、iSエマジン<1582>、iS新興国<1362>、
WTI原油<1671>、ガス<1689>、原油<1690>、
野村原油<1699>、iエネルギー<2024>
提供:モーニングスター社




