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新興国ニュース

<新興国eye>前週の上海総合指数、経済指標悪化、米中協議不透明感で4週ぶり反落=BRICs市況

2019-11-18 10:52:00.0

 前週(11−15日)の中国株式市場は主要指標である上海総合指数の15日終値が8日終値比2.46%安の2891.343となり、4週ぶりに反落した。

 週明け11日の指数は大幅に値を下げ続落して始まった。米中通商協議の先行き懸念や9日発表の10月PPI(生産者物価指数)が前年比1.6%低下と、4カ月連続でマイナスとなったことで景気後退懸念強まり、売り優勢となった。

 12日は小反発し、13日は反落。14日は再び小反発し、もみ合った。

 12日は、新興国の株式市場の値動きを追うMSCIエマージング・マーケット指数の中国A株組み入れ比率が15%から20%に引き上げられたことが買い材料となったものの、13日は前日のトランプ米大統領の講演で、「米中通商協議の第1段階合意に中国が調印しなければ対中追加関税の税率をさらに引き上げる」と警告したことが嫌気され売られた。14日は10月鉱工業生産をはじめ中国経済指標が軒並み市場予想を下回ったものの、政府の景気刺激策期待が広がり、相場を押し上げた。

 週末15日は急反落した。米政府高官による米中貿易協議が合意に近づいているとの発言を受け、一時反発する場面もあったが、先行き不透明感が払しょくされず、引けにかけては売りに傾いた。

 今週(18−22日)の株式市場は、引き続き米中通商協議や米国による対イラン追加制裁、英・EU(欧州連合)離脱を巡る総選挙の動向などの地政学リスク、海外市場の動向、株価支援・景気対策、人民元相場、原油などのコモディティー相場などが注目される。主な経済指標の発表の予定はない。

<関連銘柄>
 上証50連動<1309>、上場パンダ<1322>、上場チャイナ<1548>、
 H株ブル<1572>、H株ベア<1573>、中国A300<1575>、
 南方A50<1576>、iSエマジン<1582>
提供:モーニングスター社