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新興国ニュース

<新興国eye>前週の上海総合指数、米中協議進展期待や中銀緩和を好感し3週続伸=BRICs市況

2019-11-11 09:49:00.0

 前週(4−8日)の中国株式市場は主要指標である上海総合指数の8日終値が1日終値比0.2%高の2964.185となり、3週続伸した。

 週明け4日の指数は買い優勢で始まり、5日まで3日続伸した。週前半は、米中通商協議が第1弾合意に向けて前進したことや、中国政府が外資系企業の株式上場を認める規則案を公表したことが好感されたほか、中国人民銀行(中銀)が資金供給ツールの一つである中期流動性ファシリティ(MLF)の適用金利を3.30%から0.05ポイント引き下げ、金融緩和スタンスを示したことも材料視された。

 6日は4営業日ぶりに反落、7日は小反発した。週後半は、連日の相場上昇を受け、利益確定売りが出た。その後は中国商務省が米中通商協議の第1段階合意の達成には双方の追加関税を同時撤廃する必要があるとの考えを示したことを受け、合意に向け前進しているとの見方が広がり、やや買い戻された。

週末8日は急反落。 トランプ米政権が対中関税の撤廃に難色を示しているとの報道を受け、中国政府が先に発表した双方の追加関税の段階的撤廃合意の信ぴょう性が低下し、売り優勢となった。

 今週(11−15日)の株式市場は、引き続き米中通商協議や米国による対イラン追加制裁、英・EU離脱を巡る総選挙の動向などの地政学リスク、海外市場の動向、株価支援・景気対策、人民元相場、原油などのコモディティ相場などが注目される。主な経済指標の発表の予定は14日の10月鉱工業生産と10月小売売上高、1−10月都市部固定資産投資など。

<関連銘柄>
 上証50連動<1309>、上場パンダ<1322>、上場チャイナ<1548>、
 H株ブル<1572>、H株ベア<1573>、中国A300<1575>、
 南方A50<1576>、iSエマジン<1582>
提供:モーニングスター社