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新興国ニュース

<新興国eye>ポーランド中銀、政策金利を1.5%に据え置き―51会合連続

2019-11-07 11:12:00.0

 ポーランド中銀は6日の金融政策委員会で、主要政策金利の7日物レファレンス金利を過去最低の1.50%に据え置くことを決めた。ロンバート金利と再割引金利、預金金利もそれぞれ2.50%、1.75%、0.50%に据え置いた。

 中銀は7日物レファレンス金利を15年3月に5カ月ぶりに利下げ(0.50ポイント)したあと、同4月に据え置きに転じた。据え置きは今回で51会合連続となる。

 中銀は金融政策の現状維持を決めたことについて、「10月のインフレ率は前年比2.5%上昇(9月は2.6%上昇)となった。食品物価の伸びは依然高い一方で、燃料などのエネルギー価格が1年前の水準を下回っているため、物価全体の上昇を抑制している。(エネルギーや食品を除いた)コアインフレ率は上昇したが、相変わらず緩やかな伸びとなっている」と前回10月会合時と同様にインフレが十分抑制されていることを挙げた。

 インフレ見通しについては、「インフレ率は20年1−3月期に一時的に伸びが加速するが、その後は金融政策が波及する一定の期間内、物価目標に近い水準が続く」とし、前回会合時と同様の見方を示した。中銀が今回の会合で発表した最新の11月経済予測によると、19年のインフレ率は2.2−2.4%上昇(前回7月予測時点では1.7−2.3%上昇)、20年は2.1−3.6%上昇(同1.9−3.7%上昇)、21年は1.6−3.6%上昇(同1.3−3.5%上昇)となっている。

 景気見通しについては前回会合時と同様、「ポーランド経済は堅調を維持している」との現状認識を示した上で、「ポーランド経済の見通しは好ましい状態にあり、7−9月期は成長率がやや鈍化したと見られるものの、今後数四半期、GDP(国内総生産)伸び率はやや高い水準が続く」と楽観的な見方を示した。最新の経済予測では、GDP伸び率の見通しは、19年が3.9−4.7%増(前回7月予測時点では3.9−5.1%増)、20年は2.7−4.4%増(同3−4.8%増)、21年は2.3−4.2%増(同2.4−4.3%増)となっている。

 その上で、「現在の金利水準はポーランド経済の持続安定的な成長とマクロ経済の安定を維持に役立っている」と金融政策の現状維持が好ましいとの見方を据え置いた。

 次回の金融政策決定会合は20年1月7−8日に開かれる予定。

<関連銘柄>
 iS新興国<1362>、上場EM債<1566>、上場MSエマ<1681>
提供:モーニングスター社