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<新興国eye>前週のインド株、政府の株式市場支援策を好感し反発=BRICs市況
2019-11-05 10:43:00.0
前週(10月27日−11月1日)のインド株式市場で、代表的株価指数SENSEX指数の11月1日終値は前日比0.09%高の4万165.03、週間ベースでも10月25日終値比2.83%高と大きく反発した。
週明け27日は日曜日だったが、特別取引が行われ、指数は続伸して始まった。翌28日は「ディワリ祭」の祝日のため休場。取引が再開された29日は3日続伸、30日も値を上げた。
週前半は、トランプ米大統領が米中貿易協議について楽観的な見方を示したことや、EU(欧州連合)が英国のEU離脱日を10月末から20年1月末まで3カ月間延期することを承認したことで海外市場が堅調となり、インド株も買われた。また、政府が株式市場の支援策として、株式配当課税の廃止や長期キャピタルゲイン(譲渡益)税を見直すと伝えられたことや、米国がインドへの特恵関税制度の再適用を検討していることも支援材料となり、相場を押し上げた。
31日も上昇が続き、週末11月1日まで6連騰した。
週後半は、FRB(米連邦準備制度理事会)がFOMC(米連邦公開市場委員会)で3会合連続の利下げを決めたものの、パウエルFRB議長が会見で利下げを一時休止する考えを示唆したため、指数の上げは小幅にとどまった。週末は主要企業の今期(10−12月期)決算も好調になるとの観測が広がり、買い優勢となった。
今週(4−8日)のインド市場は、米中通商協議や世界景気減速、中東情勢などの地政学的リスク、追加景気刺激策、原油価格の動向、英・EU離脱を巡る総選挙の動向、主要企業の決算関連ニュースなどが注目される。主な経済指標の発表の予定はない。
<関連銘柄>
上場インド<1549>、インドNIF<1678>、インドブル<2046>、
インドベア<2047>、iSエマジン<1582>
提供:モーニングスター社




