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<新興国eye>前週のブラジル株、年金改革法案の上院可決を好感し3週続伸=BRICs市況
2019-10-28 10:50:00.0
前週(21−25日)のブラジル株式市場は25日のボベスパ指数が前日比0.35%高の10万7363.8、週間ベースでも18日終値比2.52%高となり、3週続伸した。
週明け21日の指数は3営業日ぶりに急反発して始まり、23日まで3日続伸した。週前半は、ボベスパ指数の先物・オプション取引のSQ(特別清算指数)算出の終了を受け、指数は7月10日以来約3カ月ぶりに過去最高値を更新した。その後も上院が年金改革法案を可決し、海外からの資金流入期待が強まったことや、年末までに中銀が追加利下げを行うとの思惑も支援材料となった。週半ばも、英国のEU(欧州連合)離脱延期が確定的となり、合意なき離脱への懸念が後退したことや、上院による年金改革法案の可決が引き続き好感された。
24日は4日ぶりに反落。連日の相場上昇で高値警戒感が強まり、利益確定売り優勢となった。
週末25日は反発した。米中通商協議の第1段階協議が最終合意し、11月11−17日のAPEC(アジア太平洋経済協力会議)サミットで正式調印が行われるとの見通しが好感された。
今週(10月28日−11月1日)の株式市場は、米中通商協議の第2段階協議や世界景気減速、年金改革法案、国営企業の民営化、経済改革の見通し、海外市場、特に米株市場、原油などの国際商品相場、レアル相場、米国による対イラン追加制裁、英・EU離脱日の延期問題などの地政学リスク、さらには30日のブラジル中銀とFRB(米連邦準備制度理事会)の金融政策決定会合などが焦点となる。主な経済指標の発表の予定は11月1日の10月貿易収支など。
<関連銘柄>
ボベスパ<1325>、iSエマジン<1582>、上場MSエマ<1681>、
iS新興国<1362>、上場EM債<1566>
提供:モーニングスター社




