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新興国ニュース

<新興国eye>前週のロシアRTS指数、海外株高や原油高受け3週続伸=BRICs市況

2019-10-28 10:47:00.0

 前週(21−25日)のロシア株式市場はRTS指数(ドル建て)の25日終値が前日比0.54%高の1421.2、前週比でも4.86%高となり、3週続伸した。

 週明け21日の指数は買い優勢で始まり、週末25日まで9連騰した。

 週前半は、トランプ米大統領が米中通商協議の第一段階協議の見通しについて最終合意するとの楽観的な見方を示したことや、英国のEU(欧州連合)離脱日延期が確定的となり、合意なき離脱が避けられる見通しとなったこと、さらには世界各国中銀の相次ぐ利下げなどを受け、海外市場が堅調となり、ロシア市場でも買いが優勢となった。また、ブレント原油先物も1バレル当たり60ドルの上値を試す動きとなったことも支援材料となった。

 週後半は、米国の石油関連統計を受け、原油価格が61ドル超に急伸したことや、中国政府が香港特別行政区政府のトップを更迭するとの報道、さらにはトゥスク欧州理事会議長(EU大統領)が英国のEU離脱日延期で合意するよう加盟国に伝えたことで、買い安心感が広がった。

 週末は連日の相場上昇で利益確定売りが出る場面もあったが、堅調な海外市場に支えられ一段高となった。

 今週(10月28日−11月1日)のロシア市場は引き続き原油価格やルーブル相場、海外市場の動向、米中通商協議、世界の景気動向、英・EU離脱日の延期問題、中東、特にイラン・シリア情勢、米国の対ロ制裁、30日のFOMC(米連邦公開市場委員会)などが焦点となる。また、原油価格に影響を与える29日の米API(石油協会)週間石油在庫統計や30日の米EIA週間石油在庫統計も注目される。主な国内経済指標の発表の予定は11月1日の10月製造業PMI(購買担当者景気指数)など。RTS指数は1380−1450ポイントの値動きが予想される。

<関連銘柄>
 RTS連動<1324>、iSエマジン<1582>、iS新興国<1362>、
 WTI原油<1671>、ガス<1689>、原油<1690>、
 野村原油<1699>、iエネルギー<2024>
提供:モーニングスター社