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<新興国eye>トルコ中銀、金融政策決定会合で最大2ポイント利下げか―市場観測
2019-10-24 11:02:00.0
トルコ中央銀行(中銀)は24日に予定されている金融政策決定会合で、3会合連続の利下げに踏み切る見通しと、地元紙ヒュリエトなどが21日伝えた。
エコノミストは、主要政策金利である1週間物レポ金利を少なくとも0.50ポイント、最大で2.00ポイントも引き下げると予想している。利下げ予想のコンセンサスは1.00ポイント。政策金利は現在、16.50%で、18年6月以来1年3カ月ぶりの低水準となっている。
最近の利下げ幅を見ると、15年2月以来4年5カ月ぶりに利下げに踏み切った7月会合は4.25ポイント、9月会合は3.25ポイントと、利下げ幅は縮小傾向にある。これまで2回の利下げは、エルドアン大統領が7月6日に当時の中銀総裁だったチェティンカヤ氏を電撃解任したのを受け、後任の新総裁に任命されたウイサル氏(当時の副総裁)の下で実施されており、下げ幅は累計で7.50ポイントに達している。
これまで、中銀はインフレ抑制と急激なリラ安を阻止するため、18年5月23日の緊急会合で、4つの主要政策金利のうち、後期流動性貸出金利だけを13.50%から16.50%に引き上げ、さらに、同6月8日には唯一の政策金利として1週間物レポ金利を17.75%とした。その後も同9月には年初来で40%も急落したリラ安の進行を阻止するため、一気に24.00%に引き上げ、利上げ幅は計6.25ポイントに達した。
しかし、同10月からインフレが減速し始めたことから金利据え置きに転じ、19年6月まで7会合連続で据え置いたが、景気刺激に重点を移すため、7月会合で4年5カ月ぶりに利下げに踏み切った。
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提供:モーニングスター社




