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<新興国eye>前週の上海総合指数、米中協議の先行き不透明を嫌気し続落=BRICs市況
2019-09-30 09:56:00.0
前週(23−27日)の中国株式市場は主要指標である上海総合指数の27日終値が20日終値比2.47%安の2932.167となり、続落した。
週明け23日の指数は4営業日ぶりに反落して始まった。20日に中国使節団が米国モンタナ州の農場訪問を中止したことや、米中次官級通商協議(19−20日)も進展がなかったことから売り優勢となった。
24日は反発。中国国家発展改革委員会の寧吉哲副主任が会見で、一段の財政刺激策の可能性を示唆したことで相場が下支えされた。
25日は反落し、26日も大きく値を下げ続落。週後半は、トランプ米大統領が24日、国連演説で中国批判を展開し、「望ましくない合意はしないと」と述べたことから、10月10−11日の閣僚級の米中通商協議が難航するとの見方が広がった。また、アジア開発銀行が中国のGDP(国内総生産)伸び率を19年は6.2%増、20年は6.0%増と、減速する見通しを示したことも嫌気された。
週末27日は3日ぶりに反発した。トランプ大統領が記者団に対し、米中通商協議の見通しについて、「予想より早く合意できる」と発言したことが好感されたが、国慶節の連休を控えていることや、米中通商協議の先行き不透明感、8月工業部門企業利益がマイナスに転じ景気減速が示されたこともあり、戻りは小幅にとどまった。
今週の株式市場は、引き続き米中通商協議や米国による対イラン追加制裁などの地政学リスク、海外市場の動向、株価支援・景気対策、人民元相場、原油などのコモディティ相場などが注目される。主な経済指標の発表の予定は30日の9月製造業PMI(購買担当者景気指数)と9月財新製造業PMIなど。なお、10月1−4日は「国慶節」の祝日で休場となるため、今週の株式市場は9月30日のみとなる。
<関連銘柄>
上証50連動<1309>、上場パンダ<1322>、上場チャイナ<1548>、
H株ブル<1572>、H株ベア<1573>、中国A300<1575>、
南方A50<1576>、iSエマジン<1582>
提供:モーニングスター社




