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<新興国eye>前週のロシアRTS指数、中東情勢懸念による原油高で5週続伸=BRICs市況
2019-09-24 10:40:00.0
前週(16−20日)のロシア株式市場はRTS指数(ドル建て)の20日終値が前日比0.05%安の1377.38、前週比では0.62%高となり、5週続伸した。
週明け16日の指数は5連騰して始まった。14日のサウジアラビアの大規模石油施設2カ所へのテロ攻撃で同国の原油供給が半減したことを受け、ブレント原油先物が1バレル=68ドルと急伸、ロスネフチなど石油株が大幅高となり、指数の上げを主導した。
17日は6営業日ぶりに反落し、18日は小反発した。サウジアラビア政府がテロ攻撃を受けた石油施設がわずか2−3週間で修復される見通しを明らかにしたことを受け、原油先物価格も64ドル台まで値を下げ、指数は週初に年初来高値水準に近づいたこともあり、持ち高調整が進んだ。
19日は反落し、週末20日も値を下げ続落となった。
週後半は、サウジアラビアの石油相が9月末までに日量1100万バレル、11月末までに同1200万バレルまで増産すると発表したことを受け、原油先物価格が63.5ドルに下落し、相場は値固めの展開となった。その後、サウジアラビアと米国によるテロ攻撃を指示したとみられるイランへの報復攻撃懸念で原油先物価格が反発し、週末は65ドルまで上昇したが、ロシア株は利益確定売り優勢となった。
今週(23−27日)のロシア市場は引き続き原油価格やルーブル相場、海外市場の動向、米中貿易摩擦、中東、特にイラン情勢、米国の対ロ制裁などが焦点となる。また、原油価格に影響を与える24日の米API(石油協会)週間石油在庫統計や25日の米EIA週間石油在庫統計も注目される。主な国内経済指標の発表の予定はない。RTS指数は1350−1420ポイントの動きが予想される。
<関連銘柄>
RTS連動<1324>、iSエマジン<1582>、iS新興国<1362>、
WTI原油<1671>、ガス<1689>、原油<1690>、
野村原油<1699>、iエネルギー<2024>
提供:モーニングスター社




