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<新興国eye>前週のインド株、米中貿易摩擦懸念緩和や政府の景気刺激期待で反発=BRICs市況
2019-09-17 10:39:00.0
前週(9−13日)のインド株式市場で、代表的株価指数SENSEX指数の13日終値は前日比0.76%高の3万7384.99、週間ベースでも6日終値比1.09%高となり、反発した。10日は「イスラム教新年」の祝日で休場だった。
週明け9日の指数は買い優勢。休場明けの11日も値を上げ、3営業日続伸となった。中国人民銀行(中銀)が準備預金の法定準備率を0.50ポイント引き下げる景気刺激策を発表したことを受け、世界株高となる中、インド株も買われた。市場では4−6月期GDP(国内総生産)が前年比5%増と、前期の同5.8%増を下回り、13年3月以来6年ぶりの低い伸びとなったことや、自動車業業界で大量の失業者が出ていることから、政府への景気刺激期待が強まり、買い優勢となった。
12日は前日にトランプ米大統領が2500億ドル相当の中国からの輸入品に対する追加関税の導入を10月1日から2週間延期したことから米中貿易摩擦懸念が緩和し、インド株は買い先行で始まったものの、その後は利益確定売りに押され反落した。
週末13日は急反発。前日にECB(欧州中央銀行)が理事会で利下げを中心とする金融緩和パッケージを決定。これを受けアジア市場が上昇し、インド株にも買い安心感が広がった。
今週(16−20日)のインド市場は、FOMC(米連邦公開市場委員会)や米中通商協議、世界景気減速、サウジアラビアの石油生産拠点へのテロ攻撃などの地政学リスク、追加景気刺激策、原油価格の動向、主要企業の決算関連ニュースが注目される。
<関連銘柄>
上場インド<1549>、インドNIF<1678>、インドブル<2046>、
インドベア<2047>、iSエマジン<1582>
提供:モーニングスター社




