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新興国ニュース

<新興国eye>前週のブラジル株、資源株高や米中通商協議進展期待で3週続伸=BRICs市況

2019-09-17 10:02:00.0

 前週(9−13日)のブラジル株式市場は13日のボベスパ指数が前日比0.83%安の10万3501.2だったが、週間ベースでは6日終値比0.55%高となり、3週続伸した。

 週明け9日の指数は4日続伸して始まった。中国の鉄鉱石相場が上昇したことを好感し、鉱山大手ヴァーレとウジミナス(ミナスジェライス製鉄所)が急伸。国営石油大手ペトロブラスも堅調となり、指数の上げを主導した。

 10日は利益確定売りが出て小反落。11日は反発し、12日も値を上げ続伸した。11日は7月小売売上高が前月比1%増と、13年以来6年ぶりの大幅増となったことを受け、小売セクターのほか、建設セクターも買われた。12日、ECB(欧州中央銀行)理事会で利下げを含む景気刺激策を決定したことや、中国政府が米国からの16品目の輸入品に対する25%の高率関税の対象外としたこと、トランプ米大統領が2500億ドル相当の中国からの輸入品に対する追加関税の導入を10月1日から2週間延期したことなどを受け、買い優勢となった。

 週末13日は3日ぶりに反落。ブラジル中銀とFRB(米連邦準備制度理事会)の金融政策決定会合をいずれも18日に控え、利益確定売りが強まった。

 今週(16−20日)の株式市場は、米中通商協議や世界景気減速、年金改革法案、国営企業の民営化、経済改革の見通し、海外市場、特に米株市場、原油などの国際商品相場やレアル相場の動向、米国による対イラン追加制裁、サウジアラビアの石油生産拠点へのテロ攻撃などの地政学リスク、さらには18日のブラジル中銀とFRBの金融政策決定会合が焦点となる。主な経済指標の発表の予定はない。

<関連銘柄>
 ボベスパ<1325>、iSエマジン<1582>、上場MSエマ<1681>、
 iS新興国<1362>、上場EM債<1566>
提供:モーニングスター社