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新興国ニュース

<新興国eye>マレーシア中銀、政策金利3%を据え置き―2会合連続

2019-09-13 11:09:00.0

 バンク・ネガラ・マレーシア(中銀)は12日の金融政策決定会合で、政策金利である翌日物政策金利(OPR)を現状の3.00%に据え置くことを決めた。

 中銀は16年7月会合で景気刺激のため、政策金利を0.25ポイント引き下げたあと、同9月から17年11月まで8会合連続で金融政策を据え置いた。金融緩和の程度を調整するためとして、18年1月に利上げを実施。その後、同3月から19年3月まで7会合連続で政策金利を据え置いた。5月には世界景気減速による輸出悪化など景気下ブレリスクが強まったことから利下げに踏み切ったが、利下げは「調整」の範囲内とし、前回7月会合では現状維持を決めている。これで据え置きは2会合連続。

 中銀は声明文で、現状維持を決めたことについて、前回会合時と同様、「景気下ブレリスクが残るものの、現在の政策金利水準は金融緩和的となっており、経済活動を下支えるものだ」と述べた。

 景気見通しについては、前回会合時と同様、「今後のマレーシア経済は世界経済の減速と貿易摩擦で輸出セクターに下押し圧力がかかる」とした半面、「強靭(きょうじん)な内需がマレーシア経済の成長を下支えしていく」との見方を示した。

 景気見通しのリスクについては、「経済予測の標準シナリオではマレーシア経済は4.3−4.8%増のレンジ内の成長が予想されている。しかし、内外の経済環境に対する先行き不透明感や貿易摩擦の高まり、コモディティ(国際相場商品)関連セクターの弱い状況が続くという景気下ブレリスクがある」とした。

 インフレの見通しについては、前回会合時と同様、「19年後半から20年にかけてのインフレ率の全体指数は消費税廃止の影響が薄れることで上昇していくが、依然として低水準となる。コアインフレ率も経済活動の着実な拡大で支えられる一方で、強い需要インフレ圧力がないため、引き続き安定する」とインフレの先行きに楽観的な見方を示した。

 次回会合は11月5日に開かれる予定。

<関連銘柄>
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 アジア債券<1349>、iS新興国<1362>、上場EM債<1566>
提供:モーニングスター社