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新興国ニュース

<新興国eye>前週のブラジル株、予想上回る4−6月期GDPを好感し3週ぶり反発=BRICs市況

2019-09-02 11:25:00.0

 前週(8月26−30日)のブラジル株式市場は30日のボベスパ指数が前日比0.61%高の10万1134.6と4日続伸し、週間ベースでは23日終値比3.55%高と3週ぶりに反発。5営業日ぶりに10万ポイント台を回復した。

 週明け26日は3営業日続落したが、翌27日は4営業日ぶりに反発し、週末30日まで4日続伸した。

 26日は、トランプ米大統領がフランスで開かれたG7(先進7カ国)首脳会議で米中通商協議の再開方針を示したことで買い安心感が強まったが、ここ数週間続いた米中貿易摩擦激化による外国人投資家のブラジルなど新興国市場への警戒感が根強く重石となった。

 27日、ブラジル中銀が通貨レアル安の進行を阻止するためにドル売り・レアル買いの市場介入を10年ぶりに実施し、株式市場でもリスク投資回避が強まり一時大幅安となったが、引けにかけプラス圏に値を戻した。

 28日は米株市場が上昇に転じたことで買い安心感が広がりブラジル株も買われ、29日は4−6月期GDP(国内総生産)伸び率が前期比0.4%増となり、市場予想を上回ったことから、リセッション(景気失速)懸念が後退し買いが優勢となった。

 週末30日はブラジル経済への信頼感が回復したことや、米中貿易戦争激化懸念がやや後退し、リスク投資意欲も高まったことを受け買いが強まった。

 今週(9月2−6日)の株式市場は、米中貿易戦争や世界景気減速、年金改革法案、国営企業の民営化、経済改革の見通し、海外市場、特に米株市場、原油などの国際商品相場やレアル相場の動向、米国による対イラン追加制裁などの地政学的リスクが焦点となる。主な経済指標の発表の予定は2日の8月貿易収支と7月鉱工業生産、8月マークイット・ブラジル製造業PMI(購買担当者景気指数)、4日のマークイット・ブラジル非製造業PMI、6日の8月IPCA(拡大消費者物価指数)など。

<関連銘柄>
 ボベスパ<1325>、iSエマジン<1582>、上場MSエマ<1681>、
 iS新興国<1362>、上場EM債<1566>
提供:モーニングスター社