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新興国ニュース

<新興国eye>前週のRTS指数、米中通商協議の再開期待で続伸=BRICs市況

2019-09-02 10:32:00.0

 前週(8月26−30日)のロシア株式市場はRTS指数(ドル建て)の30日終値が前日比0.65%高の1293.32と3日続伸し、前週比では1.98%%高と続伸した。

 週明け26日は続落し、翌27日も値下がりし3日続落。28日は4日ぶりに反発し、週末30日まで3日続伸して取引を終了した。

 週前半は、トランプ米大統領がフランスで開かれたG7(先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議)で中国側から通商協議の再開要請があり受諾したことを明らかにしたことを受け買いが強まったが、ブレント原油先物が1バレル=58.3ドルに後退したことで上値が重くなった。その後も原油先物価格が58ドル台での弱い動きとなり、通貨ルーブル安となったことから売りが強まった。

 週後半は、米EIA(エネルギー情報局)週間石油在庫統計の原油在庫減少を受けて原油先物価格が60ドルを超えとなったことが指数を支えるなか、好決算を受けて急伸した石油最大手ルクオイルや、強気の配当政策を示した国営天然ガス大手ガスプロムが急騰し、指数の上げを主導した。週末も米中貿易戦争の激化懸念の後退や欧米市場の株価上昇を受けロシア市場でも買いが優勢となった。

 今週(9月2−6日)のロシア市場は引き続き原油価格やルーブル相場、海外市場の動向、米中貿易摩擦、イラン情勢、米国の対ロ制裁、FRB(米連邦準備制度理事会)の9月会合に加え、東方経済フォーラム(4−6日)や日露首脳会談(5日)、ロシア中銀の金融政策決定会合(6日)などが焦点となる。また、原油価格に影響を与える4日の米API(石油協会)週間石油在庫統計や5日の米EIA週間石油在庫統計も注目される。主な国内経済指標の発表の予定は4日のロシア8月サービス業PMI(購買担当者景気指数)や5日の8月CPI(消費者物価指数)など。RTS指数は1270−1320ポイントの動きが予想される。

<関連銘柄>
 RTS連動<1324>、iSエマジン<1582>、iS新興国<1362>、
 WTI原油<1671>、ガス<1689>、原油<1690>、
 野村原油<1699>、iエネルギー<2024>
提供:モーニングスター社