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新興国ニュース

<新興国eye>前週のインド株、米中貿易摩擦懸念後退や景気対策期待で反発=BRICs市況

2019-09-02 09:58:00.0

 前週(8月26−30日)のインド株式市場で、代表的株価指数SENSEX指数の30日終値は前日比0.71%高の3万7332.79と3日ぶりに反発し、週間ベースでは23日終値比1.72%高と3週ぶりに反発した。

 週明け26日は続伸して始まり、翌27日も値上がりし3営業日続伸。28日は4営業日ぶりに反落し、29日は続落したが、週末30日は3日ぶりに反発して取引を終了した。

 週前半は、前週末発表された政府の景気対策で海外投資家に対する追加課税の撤回や国営銀行への資本注入の前倒し実施、自動車登録税引き上げ延期などが明らかになったことを受け、買いが優勢となった。その後もトランプ米大統領がフランスで開かれたG7(先進7カ国)首脳会議で米中通商協議の再開方針を示したことや、インド準備銀行(RBI)が政府に1.76兆ルピーの配当金を支払う見通しとなったことから政府による追加景気対策期待が強まり、買いが優勢となった。

 週後半は、SENSEX指数の先物・オプション取引のSQ(特別清算指数)算出を控え、また、米株市場が急落したことを受け世界経済の減速懸念が広がった。

 週末30日は引け後に発表される4−6月期GDP(国内総生産)やナーマラ・シサラマン財務相が国有銀行の合併計画に関する記者会見を控える中、米中通商協議の再開期待も加わり買いが優勢となった。

 今週(3−6日)のインド市場は、引き続き米中貿易戦争や米印貿易摩擦、世界景気減速などの地政学的リスク、追加景気刺激策、原油価格の動向、主要企業の決算関連ニュースが注目される。主な経済指標の発表の予定は2日の8月日経インド製造業PMI(購買担当者景気指数)と7月インフラ部門生産高、4日の8月日経インド非製造業PMIなど。2日は「ガネーシャ神生誕祭」の祝日で休場となる。

<関連銘柄>
 上場インド<1549>、インドNIF<1678>、インドブル<2046>、
 インドベア<2047>、iSエマジン<1582>
提供:モーニングスター社