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<新興国eye>前週のインド株、4−6月期GDP減速懸念や景気対策発表遅れで2週続落=BRICs市況
2019-08-26 11:11:00.0
前週(19−23日)のインド株式市場で、代表的株価指数SENSEX指数の23日終値は前日比0.63%高の3万6701.16、週間ベースでは16日終値比1.74%安となり、続落した。
週明け19日の指数は3日続伸して始まった。ドイツ政府が財政拡大による景気刺激を準備していると伝わったほか、中国人民銀行(中銀)が銀行の企業向け融資を拡大するとの報道を受け、アジア市場が上昇し、インド株も買われた。
20日は4営業日ぶりに反落し、22日まで3日続落した。
週半ばから後半は、弱い個人消費を盛り返す景気刺激策が政府からなかなか示されないことや、米中貿易戦争が一段と激化したことを受け、金融株と金属株が急落し、指数の下げを主導した。また、スバシュ・チャンドラ元財務相が4−6月期GDP(国内総生産)伸び率が前年比5.5%増に減速する可能性があると発言したことも売り材料となった。
週末23日は4日ぶりに反発した。ナーマラ・シサラマン財務相が引け後に景気刺激策を発表するとの観測で買いが強まった。景気対策の一つとして、海外投資家に対する追加課税の撤回が発表されると一部で報じられたことも追い風となった。
今週(26−30日)のインド市場は、引き続き米中貿易戦争や米印貿易摩擦、世界景気減速などの地政学リスク、新たな景気刺激策、原油価格の動向、主要企業の決算関連ニュースが注目される。主な経済指標の発表の予定は30日の4−6月期GDP(国内総生産)と7月連邦政府財政赤字、7月インフラ部門生産高など。
<関連銘柄>
上場インド<1549>、インドNIF<1678>、インドブル<2046>、
インドベア<2047>、iSエマジン<1582>
提供:モーニングスター社




