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<新興国eye>ロシア7月CPI、前年比4.6%上昇に減速―9月再利下げか
2019-08-09 12:31:00.0
ロシア経済発展省が7日発表した同国の7月CPI(消費者物価指数)は前年比4.6%上昇となり、6月実績および市場予想の4.7%上昇を下回った。
伸びが減速したのは、CPI全体の28%のウエートを占める公共サービス料金全体の伸びが6月の前年比4.9%上昇から7月は同4.5%上昇に鈍化したためで、これは特に、国や地方自治体の共同住宅費用の減速が大きい。
市場では8月のインフレ率が引き続きディスインフレ(物価上昇率の鈍化)を示すかどうかに注目している。8月CPIが引き続き低下すれば、ロシア中銀は9月6日の次回会合で追加利下げを実施する可能性があるためだ。
8月CPIの市場予想は生鮮食品の物価下落により前年比4.4−4.5%上昇にとどまるとの見方が大勢。また、蘭金融サービス大手INGでは19年末時点のロシアのインフレ率を4%上昇と予想している。
ロシア中銀は7月26日の理事会で、主要政策金利である資金供給のための1週間物入札レポ金利と資金吸収のための1週間物入札預金金利をいずれも0.25ポイント引き下げ7.25%とすることを決めたが、今後の金融政策について、「もし、経済状況が中期経済予測の標準シナリオ通りに進めば、われわれは今後の金融政策決定会合のうち、1回追加利下げし、20年半ばまでには金融政策スタンスを中立にシフトする可能性を受け入れる」としており、早ければ9月に3回目の利下げを行う可能性を示している。
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提供:モーニングスター社




