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<新興国eye>前週のインド株、主力企業の決算軟調などで4週続落=BRICs市況
2019-08-05 13:34:00.0
前週(7月29日−8月2日)のインド株式市場で、代表的株価指数SENSEX指数の2日終値は0.27%高の3万7118.22と反発したが、週間ベースでは7月26日終値比2.02%安となり、4週続落した。
週明け7月29日の指数は反落して始まり、翌30日は続落した。週前半は、主力企業の四半期決算が軒並み軟調となったことを受け、売り優勢となった。
31日は3日ぶりに反発。7月FOMC(米連邦公開市場委員会)を目前に控え、米利下げ期待からアジア株が堅調となり、その流れでインド株も買われた。
8月相場入りした1日は反落。トランプ米大統領が、米中協議が合意しない可能性をほのめかしたことから売りが強まった。また、インドITサービス大手テック・マヒンドラが四半期決算の利益が予想を下回ったことや、アクシス銀行の急落も指数の下げにつながった。
週末2日は再び反発して取引を終了した。米中貿易協議を巡り、トランプ米大統領が新たに3000億ドル相当の中国からの輸入品に10%の制裁関税を課すと発言したことで売りが先行した。その後、首相官邸が財務省の担当者を呼び、インドの新年度予算に対する懸念から株価が急落していることを重く見て株価対策を検討した、と伝えられると引けにかけて買い戻しが活発化した。
今週(5−9日)のインド市場は、引き続き米中貿易協議や米印貿易摩擦などの地政学的リスク、国内景気、原油価格の動向、主要企業の決算関連ニュース、さらに7日のインド準備銀行(RBI)の金融政策決定会合も注目される。主な経済指標の発表の予定は9日の6月鉱工業生産など。
<関連銘柄>
上場インド<1549>、インドNIF<1678>、インドブル<2046>、
インドベア<2047>、iSエマジン<1582>
提供:モーニングスター社




