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新興国ニュース

<新興国eye>チェコ中銀、政策金利を据え置き―全員一致で

2019-08-02 11:40:00.0

 チェコ国立銀行(中央銀行)は1日の金融政策決定会合で、政策金利の2週間物レポ金利を全員一致で2.00%に据え置くことを決めた。

 中銀は18年6月会合で4カ月ぶりに利上げを再開した後は同11月まで3会合連続で利上げを実施。同12月から19年3月まで3会合連続で現状維持とし、5月会合で18年11月以来半年ぶりに利上げに踏み切ったが、前回6月会合では現状維持とした。これで2会合連続の現状維持となる。

 会合後に発表した声明文で、現状維持を決めた理由について、6月のインフレ率は2.7%上昇と、物価目標(中心値2%上昇)を上回っているが、今後、インフレが抑制される見通しを挙げている。この点について、中銀は、「インフレ率は今後数四半期、中銀の物価目標を上回る水準で推移するが、物価上昇の容認レベル(1−3%上昇)の範囲内に収まる」としている。

 また、「インフレは5月の利上げを受け、また、現在の(公共料金など)政府統制物価の上昇の影響が薄れることにより、20年初めから低下し始め、金融政策が波及する一定の期間内に物価目標に近づく」と述べている。この日発表された最新の経済予測では20年7−9月期時点で2.2%上昇、同年10−12月期時点で2.1%上昇と、低下する見通し。

 景気見通しについては、「強い個人消費や堅調な投資の伸びに支えられ、19年のGDP(国内総生産)伸び率は2.6%増となり、今後2年間もやや伸びが加速する」との楽観的な見方を示した。最新の経済予測では21年は2.9%増、22年は3.0%増と予想されている。

 今後の金融政策については、「経済予測によると、3カ月物PRIBOR(プラハ銀行間取引金利)は、最初はやや上昇するものの、20年からは低下する」との見方を示し、年内に1回の小幅利上げの可能性を示唆した。最新の経済予測では19年の3カ月物PRIBORで見た政策金利は2.20%、21年は2.00%、22年も2.00%となっている。

 中銀の次回会合は9月25日に開かれる予定。

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提供:モーニングスター社