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<新興国eye>前週のロシアRTS指数、中東緊張高まり3週続落=BRICs市況
2019-07-29 11:47:00.0
前週(22−26日)のロシア株式市場はRTS指数(ドル建て)の26日終値が前日比0.10%高の1348.3、前週比では0.18%安となり、3週続落した。
週明け22日は指数が反落して始まった。中東ホルムズ海峡で英国船籍の石油タンカーがイラン革命防衛隊によって拿捕された事件にロシアが関与していたとの一部報道や、米議会が16年の米大統領選へのロシア介入疑惑について議論を始めたことで地合いが悪化し、売り優勢となった。
23日は反発し、24日は反落となり、もみ合い。米中通商協議が中国で対面方式により再開されることが正式決定しリスクオフムードが後退しロシア株にも買い戻しが入ったものの、その後はEU(欧州連合)の経済指標が悪化しロシア産の天然ガスや鉄鋼製品の対EU輸出が減少するとの懸念が強まったことや、中東と東アジアで緊張が高まり、売り優勢に転じた。
25日は再び反発し、26日も値を上げ続伸した。
これまでの相場下落を受け、買い戻しが活発化したほか、ガスプロム、インターネットサービス最大手ヤンデックスの大幅高、ブレント原油先物が1バレル=63.73ドルに急伸したことなどが指数を押し上げた。
今週(7月29日−8月2日)のロシア市場は引き続き原油価格やルーブル相場、海外市場の動向、米中通商協議、中東、特にイラン情勢、米国の対ロ制裁などが焦点となる。また、原油価格に影響を与える30日の米API(石油協会)週間石油在庫統計や31日の米EIA週間石油在庫統計も注目される。主な国内経済指標の発表の予定はない。
<関連銘柄>
RTS連動<1324>、iSエマジン<1582>、iS新興国<1362>、
WTI原油<1671>、ガス<1689>、原油<1690>、
野村原油<1699>、iエネルギー<2024>
提供:モーニングスター社




