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<新興国eye>前週のインド株、低調な企業決算相次ぎ3週続落=BRICs市況
2019-07-29 10:54:00.0
前週(22−26日)のインド株式市場で、代表的株価指数SENSEX指数の26日終値は前日比0.14%高の3万7882.79と反発したが、週間ベースでは19日終値比1.18%安となり、3週続落した。
週明け22日の指数は売り優勢で始まり、25日まで6営業日続落した。
週前半は、住宅金融大手ハウジング・デベロップメント・ファイナンス(HDFC)が発表した4−6月期決算の純利益が市場予想を下回り、貸し付けの伸びも鈍化したことから大幅安となったほか、IMF(国際通貨基金)がインドの19年と20年の経済成長率見通しを下方修正したことや、低調な企業決算が相次いで発表されたことなどが嫌気され、地合いが悪化した。さらに、原油高となり業績に悪影響が及ぶとの懸念から石油精製大手バーラト・ペトロリアムが売られたことも響いた。
週後半も低調な企業決算絡みの売りが続いた。特に、外国人投資家が弱い企業決算内容やインド経済の成長減速懸念、付加税増税などを嫌気し売り越しとなり、投資資金引き揚げの動きが強まった。
週末26日は7営業日ぶりに反発した。インド自動車大手タタ・モーターズが四半期決算で赤字幅が2倍に膨らんだものの、政府が同社の支援策を検討していると伝えられ買われた。また、好決算となった国営大手バローダ銀行も急伸し、指数の上げを主導した。
今週(7月29日−8月2日)のインド市場は、引き続き米中貿易協議や米印貿易摩擦などの地政学リスク、国内景気、原油価格の動向、主要企業の決算関連ニュースなどが注目される。主な経済指標の発表の予定はない。
<関連銘柄>
上場インド<1549>、インドNIF<1678>、インドブル<2046>、
インドベア<2047>、iSエマジン<1582>
提供:モーニングスター社




