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<新興国eye>前週の上海総合指数、欧米利下げ期待や米中貿易協議再開で3週ぶり反発=BRICs市況
2019-07-29 10:01:00.0
前週(22−26日)の中国株式市場は主要指標である上海総合指数の26日終値が19日終値比0.70%高の2944.541となり、3週ぶりに反発した。
週明け22日の指数は反落して始まった。中国版ナスダックの新興ハイテク企業向け市場「科創板」の取引が上海証券取引所で開始されたため、大量の資金が本指数から科創板にシフトしたことや、FRB(米連邦準備制度理事会)が次回30−31日FOMC(米連邦公開市場委員会)で0.25ポイントの利下げを実施すると米有力経済紙が報じ、0.50ポイントの大幅利下げ観測が後退したことで売りが強まった。
23日は反発し、週末26日まで4日続伸した。
週半ばは科創板市場の堅調が続く一方で、メイン市場でもインフラ関連株やIT株が物色された。また、ECB(欧州中央銀行)もFRBと並んで利下げに向かうとの期待感から世界株高となり、中国株も買われた。
週後半は、ライトハイザーUSTR(米通商代表部)代表らが30−31日に上海で閣僚級の米中通商協議を開くと正式発表されたことが好感され、買い優勢となった。
今週(7月29日−8月2日)の株式市場は、引き続き、米中通商協議や米国による対イラン追加制裁などの地政学リスク、海外市場の動向、株価支援・景気対策、人民元相場、原油などのコモディティ相場などが注目される。主な経済指標の発表の予定は31日の7月製造業PMI(購買担当者景気指数)や8月1日の7月財新製造業PMIなど。
<関連銘柄>
上証50連動<1309>、上場パンダ<1322>、上場チャイナ<1548>、
H株ブル<1572>、H株ベア<1573>、中国A300<1575>、
南方A50<1576>、iSエマジン<1582>
提供:モーニングスター社




