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<新興国eye>前週のインド株、弱い企業決算や金融・自動車株の急落で続落=BRICs市況
2019-07-22 10:46:00.0
前週(15−19日)のインド株式市場で、代表的株価指数SENSEX指数の19日終値は前日比1.44%安の3万8337.01、週間ベースでも12日終値1.03%安となり、続落した。
週明け15日の指数は買い優勢で始まり、17日まで3日続伸した。週前半は、ソフトウエア輸出大手インフォシスが好調な四半期決算を受け大幅高となり、指数の上げを主導。また、中国4−6月期GDP(国内総生産)が前年同期比6.2%増と、前期を下回ったものの、市場予想と一致したことから、中国政府の景気刺激策が効果を示し始めたとの見方でアジア株が上昇し、インド株も買われた。
18日は4日ぶりに反落し、週末19日も値を下げ続落した。18日はアジア市場が軟調となりインド株も売りが強まった。インド金融大手DCB銀行が発表した4−6月期決算は不良債権が前期に続いて増加し利益率が悪化したことから一時14%安と急落。一方、金融最大手のインドステイト銀行やIT大手のテックマヒンドラとHCLテックが大幅高となるなど値動きの激しい相場展開となった。また、イエス銀行は四半期決算が91%の大幅減益となったことで一時約20%安に。
19日もイエス銀行の下げが続いたほか、自動車大手のマヒンドラ・アンド・マヒンドラやバジャジ・オート、スズキ<7269>のインド法人マルチ・スズキ・インド(MSI)も売りを浴び、金融セクターと自動車セクターが指数下げを主導した。
今週(22−26日)のインド市場は、引き続き米中貿易協議や米印貿易摩擦などの地政学リスク、国内景気、原油価格の動向、主要企業の決算関連ニュースなどが注目される。主な経済指標の発表の予定はない。
<関連銘柄>
上場インド<1549>、インドNIF<1678>、インドブル<2046>、
インドベア<2047>、iSエマジン<1582>
提供:モーニングスター社




