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新興国ニュース

<新興国eye>前週の上海総合指数、中国版ナスダック創設によるIPO増で反落=BRICs市況

2019-07-16 09:46:00.0

 前週(8−12日)の中国株式市場は主要指標である上海総合指数の12日終値が5日終値比2.67%安の2930.546となり反落した。

 週明け8日の指数は急反落して始まり、10日まで3日続落した。11日は4日ぶりに小反発し、週末12日も値上がりし続伸して取引を終了した。

 前の週末の米6月雇用統計が強い内容となったことから、FRB(米連邦準備制度理事会)の次回7月30−31日会合での大幅利下げ観測が後退した。このほか、上海証取で米ナスダック中国版といわれる、ハイテク新興企業向け市場「科創板」が22日から取引を開始することが決まり、週内に21社がIPO(新規株式公開)の募集(公募)を開始する見通しとなったため、投資資金がIPO銘柄に流れ、既存のハイテク株が急落し、指数の下げを主導した。

 10日は6月PPI(生産者物価指数)がさえない結果となり、景気懸念が強まったほか、科創板への新規上場を目指すハイテク新興企業9社がIPOの募集を開始したため、相場が下押しされた。その後、FRBのパウエル議長が下院公聴会で証言し、7月会合での利下げの可能性を示したことで翌11日のアジア市場全般が買い優勢の流れとなった。

 12日も15日発表予定の4−6月期中国GDP(国内総生産)が低い伸びとなることが予想され、政府は景気支援策を打ち出すとの期待感で買い優勢となった。

 今週(15−19日)の株式市場は、引き続き、米中通商協議や米国による対イラン追加制裁などの地政学リスク、海外市場の動向、株価支援・景気対策、人民元相場、原油などのコモディティ相場などが注目される。

<関連銘柄>
 上証50連動<1309>、上場パンダ<1322>、上場チャイナ<1548>、
 H株ブル<1572>、H株ベア<1573>、中国A300<1575>、
 南方A50<1576>、iSエマジン<1582>
提供:モーニングスター社