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新興国ニュース

<新興国eye>前週のブラジル株、年金改革法案の投票遅延懸念で6週ぶり反落=BRICs市況

2019-07-01 11:18:00.0

 前週(6月24−28日)のブラジル株式市場は6月28日のボベスパ指数が前日比0.24%高の10万967.2と3日続伸したが、週間ベースでは21日終値比1.02%安となり、6週ぶりに反落した。

 週明け24日の指数は4日続伸して始まった。年金改革の見通しに対する楽観的な見方や主要中央銀行の金融緩和スタンスで世界的に市場流動性が高まるとの憶測が支援材料となった。

 翌25日は5日ぶりに急反落。下院・社会保障年金改革特別委員会での年金改革法案の投票が遅れる可能性が強まったことや、これまでの相場上昇は行きすぎとの高値警戒感で利益確定売りが活発化した。

 26日は反発し週末28日まで3日続伸した。年金改革法案の投票遅延懸念がくすぶる中、ロドリゴ・マイア下院議長が休会前投票の実現を目指していると表明したことや、米株市場が堅調となったことが好感され、地合いが改善した。ただ、市場では28−29日大阪開催のG20(主要20カ国・地域)首脳会議での米中首脳会談(29日)を前に様子見ムードもあって、指数の戻りは限定的。結局、25日の急落を埋めるには至らなかった。

 今週(7月1−5日)の株式市場は、協議再開が決まった米中貿易摩擦問題や年金改革法案の投票見通しが引き続き注目される。また、海外市場、特に米株市場、原油などの国際商品相場やレアル相場の動向、米国による対イラン追加制裁などの地政学リスクも焦点となる。主な経済指標の発表の予定は1日の6月製造業PMI(購買担当者景気指数)や2日の6月貿易収支と5月鉱工業生産、3日の6月IPC−Fipeインフレ指数(サンパウロ大学経済研究所(FIPE−USP)が発表する消費者物価指数)など。

<関連銘柄>
 ボベスパ<1325>、iSエマジン<1582>、上場MSエマ<1681>、
 iS新興国<1362>、上場EM債<1566>
提供:モーニングスター社