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新興国ニュース

<新興国eye>前週のロシアRTS指数、原油高や米中首脳会談への期待感で7週続伸=BRICs市況

2019-07-01 11:18:00.0

 前週(6月24−28日)のロシア株式市場はRTS指数(ドル建て)の6月28日終値が前日比0.54%安の1380.52、前週比では0.40%高となり、7週続伸した。

 週明け24日の指数が反発して始まった。28−29日大阪開催のG20(主要20カ国・地域)首脳会議での米中両国首脳による貿易協議(29日)を控える中、首脳会談への期待感から買いが強まった。

 25日は反落し、26日は反発するなどもみ合った。米国による対イラン追加制裁の発動でブレント原油先物が1バレル=65ドルを割り込んだことなどが売り材料となった。その後、米中首脳会談が合意に至らないとの観測が強まり、売り買いが交錯。神経質な相場展開となった。

 27日は続伸となったが、週末28日は反落した。27日は米EIA(エネルギー情報局)の週間石油統計で原油在庫(供給)が減少したのを好感し、原油先物価格が66ドルに急伸したことや、香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポストが米中首脳会談前に両国が貿易戦争の一時休戦で合意したと報じたことを受け、欧州市場が上昇。ロシア株も買われた。

 28日は米中首脳会談を翌日に控える中、トランプ米大統領が通商協議で合意に失敗した場合、中国からの3000億ドル相当の輸入品に対し、追加関税を導入する、いわゆるプランBの実施を示唆したことから売り優勢となった。

 今週(7月1−5日)のロシア市場は引き続き原油価格やルーブル相場、海外市場の動向、米中首脳が合意した米中通商協議の再開、中東、特にイラン情勢、米国の対ロ制裁、さらに1−2日のOPEC(石油輸出国機構)会合などが焦点となる。主な国内経済指標の発表の予定は1日の1−3月期GDP(国内総生産)と製造業PMI(購買担当者景気指数)、5日の6月CPI(消費者物価指数)など。また、原油価格に影響を与える2日の米API(石油協会)週間石油在庫統計や3日の米EIA週間石油在庫統計も注目される。RTS指数は1350−1420ポイントのレンジの動きが予想される。

<関連銘柄>
 RTS連動<1324>、iSエマジン<1582>、iS新興国<1362>、
 WTI原油<1671>、ガス<1689>、原油<1690>、
 野村原油<1699>、iエネルギー<2024>
提供:モーニングスター社