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<新興国eye>前週のインド株、新年度予算への期待感で4週ぶり反発=BRICs市況
2019-07-01 09:57:00.0
前週(6月24−28日)のインド株式市場で、代表的株価指数SENSEX指数の6月28日終値は前日比0.48%安の3万9394.64と続落したが、週間ベースでは21日終値比0.51%高となり、4週ぶりに反発した。
週明け24日の指数は続落して始まった。モンスーン期(6−9月)が遅れていることから農産物の作付けが遅れ、収穫が減少するとの懸念が広がり売り優勢となった。
25日は3日ぶりに反発。26日も値を上げ続伸した。7月5日発表予定の19−20年度政府予算案で、総選挙の公約通り、現政権は道路建設や減税などで歳出を拡大するとの期待感が高まったことや、香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポストが米中両国は首脳会談前に貿易戦争の一時休戦で合意したと報じたことなどが買い材料となった。
27日は3日ぶりに反落し、週末28日も値を下げ続落した。27日はインド政府が米国からの28品目の輸入品に対し関税率を引き上げたことについて、トランプ米大統領が批判したことから米印貿易摩擦の激化が懸念された。
28日は土木・建設大手サドハブ・インフラストラクチャ・プロジェクトが子会社の格下げで急落したほか、ノンバンクの住宅金融大手デワン・ハウジング・ファイナンス(DHFL)も四半期決算の発表延期を受け急落し、指数の下げを主導した。
今週(7月1−5日)のインド市場は、引き続き米中貿易協議や米印貿易摩擦などの地政学リスク、国内景気、原油価格の動向、主要企業の決算関連ニュース、さらには19−20年度政府予算案などが注目される。主な経済指標の発表の予定は1日の6月日経製造業PMI(購買担当者景気指数)や3日の日経サービス業PMI、5日の銀行貸出・預金残高など。
<関連銘柄>
上場インド<1549>、インドNIF<1678>、インドブル<2046>、
インドベア<2047>、iSエマジン<1582>
提供:モーニングスター社




