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新興国ニュース

<新興国eye>前週のロシアRTS指数、原油高、米中首脳会談開催観測受け6週続伸=BRICs市況

2019-06-24 10:59:00.0

 前週(17−21日)のロシア株式市場はRTS指数(ドル建て)の21日終値が前日比1.16%安の1375.02と反落したが、前週比では2.53%高となり6週続伸した。

 週明け17日の指数は続落して始まった。ブレント原油先物価格が1バレル=61ドルを割り込み、売り優勢となった。

 18日は反発し、20日まで3日続伸した。18日から19日にかけては、ドラギECB(欧州中央銀行)総裁が景気刺激の必要性を強調したことや、トランプ米大統領が28−29日に大阪で開かれるG20(主要20カ国・地域)首脳会議で、中国の習近平国家主席と会談する意向を示したことから海外株高となり、ロシア株も買われた。

 20日は前日のFOMC(米連邦公開市場委員会)でFRB(米連邦準備制度理事会)が年内利下げの可能性を示唆したことで海外市場が堅調となり、ロシア市場でも買い優勢となった。また、ブレント原油先物が米中首脳会談の開催見通しやOPEC(石油輸出国機構)総会(7月1−2日)での原油増産凍結合意の観測で64.7ドルに急伸したことが支援材料となった。

 週末21日は4日ぶりに反落した。米軍の偵察用ドローン(小型無人飛行機)が撃墜されたことを受け、米国とイランの緊張が激化し、海外市場が軟調となったことでロシア株も売られた。また、米議会の新たな対ロ制裁の動きで地合いが悪化した。

 今週(24−28日)のロシア市場は引き続き原油価格やルーブル相場、海外市場の動向、大阪開催G20首脳会議での貿易問題を巡る米中首脳会談、中東、特にイラン情勢、米国の対ロ制裁などが焦点となる。主な国内経済指標の発表の予定はない。ただ、原油価格に影響を与える25日の米API(石油協会)週間石油在庫統計や26日の米EIA(エネルギー情報局)週間石油在庫統計が注目される。RTS指数は1360−1410ポイントのレンジの動きが予想される。

<関連銘柄>
 RTS連動<1324>、iSエマジン<1582>、iS新興国<1362>、
 WTI原油<1671>、ガス<1689>、原油<1690>、
 野村原油<1699>、iエネルギー<2024>
提供:モーニングスター社