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<新興国eye>前週の上海総合指数、米中首脳会談による貿易摩擦緩和期待で続伸=BRICs市況
2019-06-24 09:45:00.0
前週(17−21日)の中国株式市場は主要指標である上海総合指数の21日終値が14日終値比4.16%高の3001.98となり、続伸した。
週明け17日の指数は反発して始まり、週末21日まで5連騰となった。
週前半は、政府の景気対策への期待感から買いが先行。その後、28−29日に大阪で開催されるG20(主要20カ国・地域)首脳会議に合わせて米中トップ会談を設定することで合意し貿易摩擦緩和期待が強まったことや、ドラギECB(欧州中央銀行)総裁がインフレの伸びが低迷し続け物価目標に達しない場合、利下げや資産買い入れによる量的緩和措置を再開する意向を示したこと、さらには、18−19日のFOMC(米連邦公開市場委員会)で年内米利下げの可能性を示すとの憶測で買い優勢となった。
週後半は、引き続き、米中首脳会談による米中通商合意への期待感が相場を下支えした。また、FRB(米連邦準備制度理事会)が市場予想通り、年内利下げの可能性を示唆したことも支援材料となった。
週末は中国証券監督管理委員会(CSRC)が上場企業によるベンチャー企業などを対象としたM&A(企業の買収・合併)で義務付けられている業績黒字化要件を撤廃する方針を示したことが好感された。
今週(24−28日)の株式市場は、G20首脳会議で設定される米中トップ会談や米・イラン軍事衝突懸念などの地政学リスク、海外市場の動向、株価支援・景気対策、人民元相場、原油などのコモディティ相場などが注目される。
<関連銘柄>
上証50連動<1309>、上場パンダ<1322>、上場チャイナ<1548>、
H株ブル<1572>、H株ベア<1573>、中国A300<1575>、
南方A50<1576>、iSエマジン<1582>
提供:モーニングスター社




