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新興国ニュース

<新興国eye>前週のインド株、米国の対中輸入品への追加関税発動を嫌気し3週続落=BRICs市況

2019-05-13 10:36:00.0

 前週(6−10日)のインド株式市場で、代表的株価指数SENSEX指数の10日終値は3日終値比3.85%安の3万7462.99となり、3週続落した。

 週明け6日の指数は売り優勢で始まり、週末10日まで8営業日続落した。

 週前半は、5日にトランプ米大統領が10日から中国からの2000億ドル相当の輸入品に対する関税率を10%から25%に引き上げる考えを示したことで、協議の先行き懸念が強まったことや、EU(欧州連合)がインド鉄鋼大手タタ・スチールによる独鉄鋼大手ティッセンクルップの欧州事業の買収計画を承認しない見通しが伝えられたこと、4月日経インドサービス業PMI(購買担当者景気指数)が7カ月ぶり低水準を記録したことなどが売り材料となった。

 週後半は、米中通商協議の10日合意見通しが後退し、リスク投資意欲が一段と低下。世界景気の減速につながるとの懸念で地合いが悪化した。

 週末は米中通商協議の合意が先送りされ、米国が中国からの輸入品に対する関税率を25%に引き上げる措置を発動、インド株への売りも強まった。

 今週(13−17日)のインド市場は、米中通商協議などの地政学リスクや国内景気、原油価格の動向、主要企業の決算関連ニュース、19日まで続く総選挙の先行き見通しなどが注目される。主な経済指標の発表の予定は13日の4月CPI(消費者物価指数)や14日の4月WPI(卸売物価指数)など。

<関連銘柄>
 上場インド<1549>、インドNIF<1678>、インドブル<2046>、
 インドベア<2047>、iSエマジン<1582>
提供:モーニングスター社