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<新興国eye>前週のインド株、大手ITや銀行などの下げ受け続落=BRICs市況
2019-05-07 09:34:00.0
インド株式市場は代表的株価指数SENSEX指数が、前々週(4月22−26日)から前週(4月30日−5月3日)にかけて売り優勢となり、3日終値は4月26日終値比0.27%安の3万8963.26となり、続落した。
4月22−26日は広いレンジでもみ合い。原油高・インド株安が進んだ他、インド準備銀行(RBI)による流動性供給観測、景気減速懸念、鉄鋼大手タタ・スチールの好決算などを受け売買が交錯した。
29日は「選挙の日」の祝日で休場。取引が再開された30日の指数は反落して始まった。金融大手イエス銀行が発表した1−3月期決算が引当金の急増で大幅な純損失を計上したことを受け急落。指数の下げを主導した。
5月1日は「マハーラーシュトラ記念日」の祝日で休場。取引が再開された2日も売り優勢で週末3日まで3営業日続落した。
2日は手掛かり材料難で動意薄となる中、経営難に陥っているインド航空2位のジェットエアウェイズの身売り交渉が難航していることや、ソフトウエア輸出大手のインフォシスとタタ・コンサルタンシー・サービシズが大幅安となり下げを主導した。
3日は原油安を好感して買いが先行したものの、米IT大手コグニザント・ソリューションズ・テクノロジーが19年の業績見通しを大幅に下方修正したことを受けてインドのIT大手も急落し、インド株全般に売りが広がった。
今週(6−10日)のインド市場は、米中通商協議などの地政学リスクや国内景気、原油価格の動向、主要企業の決算関連ニュース、19日まで続く総選挙の先行き見通しなどが注目される。主な経済指標の発表の予定は10日の銀行貸出・預金残高と3月鉱工業生産、3月製造業生産など。
<関連銘柄>
上場インド<1549>、インドNIF<1678>、インドブル<2046>、
インドベア<2047>、iSエマジン<1582>
提供:モーニングスター社




