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新興国ニュース

<新興国eye>チェコ中銀、政策金利を0.25ポイント引き上げ

2019-05-07 09:32:00.0

 チェコ国立銀行(中央銀行)は2日の金融政策決定会合で、政策金利の2週間物レポ金利を0.25ポイント引き上げ2.00%とすることを決めた。新金利は3日から実施された。

 中銀は18年6月会合で4カ月ぶりに利上げを再開。その後も8月、9月、11月と連続して利上げを実施した。同12月には現状維持に転換し、前回3月会合まで3会合連続で現状維持を決めていた。利上げは18年11月以来半年ぶりとなる。

 中銀は会合後に発表した声明文で、利上げを決めたことについて、インフレ上ブレリスクを挙げている。「現在、インフレ圧力は賃金の伸び鈍化や国内景気の減速などで全体的に緩んでいる」と指摘したが、「19年のインフレ率は物価上昇の容認レベルの上限で推移するとみられる」とインフレ上ブレ方向の見方を示した。ただ、中期的には、「今回の利上げにより、インフレ率は20年初めには物価目標の2%上昇に減速する」と予想している。

 景気の見通しについては、「19年のチェコ経済の成長率は2.5%増となり、20年はやや伸びが加速する」との見方を示した。

 今後の国内金利動向については、最新の経済予測に基づき、3カ月物PRIBOR(プラハ銀行間取引金利)でみた国内金利は、19年が2.3%(前回3月会合時の予測は2.1%)、20年は2.2%(同2.1%)になると予想。中銀は、「20年半ばまでは国内のインフレ圧力が継続することから、国内金利は上昇するが、それ以降は落ち着く」としている。なお、中銀は今月10日に最新の5月四半期インフレ報告書を発表する。

 次回の金融政策決定会合は6月26日に開かれる予定。

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提供:モーニングスター社