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<新興国eye>ロシアの大富豪、シェレメチェヴォ国際空港の持ち株30%売却へ
2019-04-25 09:25:00.0
ロシアの首都モスクワにあるシェレメチェヴォ国際空港を運営する企業連合シェレメチェヴォ・ホールディングの大株主である富豪のアレクサンドル・ポノマレンコ氏が持ち株30%を外国人投資家に売却する方向で検討している。ロシアのプライム通信(電子版)が23日に伝えた。
ポノマレンコ氏はロシア不動産開発大手TPSの子会社TPSアビアの共同オーナーの一人で、TPSアビアがシェレメチェヴォ・ホールディングの大半の株式(66%)を保有している。残りはロシア連邦国家資産管理局が30.3%、ロシア航空大手アエロフロートが2.43%、ロシア開発対外経済銀行(VEB)傘下のVEBキャピタルが1.1%をそれぞれ保有。また、ポノマレンコ氏はTPSアビアの株式全体の65%を保有し、残りを大富豪のアレクサンドル・スコロボガトコ氏とアルカディ・ローテンブルク氏も共同オーナーして出資している。
持ち株の売却目的は、同空港の25億ドル(約2800億円)の拡張工事費用に充当するため。拡張工事では2カ所の旅客用ターミナルと1カ所の貨物用ターミナルを増設するほか、鉄道を建設する。
完成後の旅客利用者数は現在の年間4600万人(18年実績)から7年後の26年には最大1億人に達し、欧州最大の空港である英国・ロンドンのヒースロー国際空港の8000万人を超える。
ただ、ポノマレンコ氏は持ち株売却で得られた資金を将来、同空港の政府の持ち株の買い取りに充当する可能性もあるという。
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提供:モーニングスター社




