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<新興国eye>前週のブラジル株、年金法案への期待感の高まりなどから反発=BRICs市況
2019-04-22 12:00:00.0
前週(15−18日)のブラジル株式市場は18日のボベスパ指数が前日比1.39%高の9万4578.26と反発し、週間ベースでも12日終値比1.83%高となり、反発した。
週明け15日の指数は買い優勢で始まり、16日も値を上げ続伸した。週前半は、前の週末の相場下落からの持ち直しが試される展開となったが、ブラジル中銀が発表した経済週報「フォーカス・ブルティン」で、19年実質GDP(国内総生産)伸び率見通しが1.95%増に、また、20年の見通しも2.58%増に、それぞれ下方修正されたことが嫌気され、上値が重くなった。その後は指数の構成ウエートが高い国営石油大手ペトロブラスと鉱山大手ヴァーレが買い戻され、指数の上げを主導した。
17日は3日ぶりに反落したが、18日は反発した。下院での年金改革法案の投票延期や通貨レアル安の進行が嫌気され売り先行。その後、一転して年金改革法案が下院で投票されるとの観測が広がり、買い優勢に転じた。
週末19日は「聖金曜日」の祝日のため休場となった。
今週(22−26日)の株式市場は、海外市場、特に米株市場、原油などの国際商品相場やレアル相場の動向、米中通商協議、米・EU(欧州連合)貿易摩擦、新政権の年金改革法案や財政再建の先行きなどが注目される。主な経済指標の発表は25日の4月中旬時点のIPCA(拡大消費者物価指数)と3月経常収支、ジェトゥリオ・バルガス財団(FGV)4月消費者信頼感指数など。
<関連銘柄>
ボベスパ<1325>、iSエマジン<1582>、上場MSエマ<1681>、
iS新興国<1362>、上場EM債<1566>
提供:モーニングスター社




