新興国ニュース
<新興国eye>前週のロシアRTS指数、原油高・ルーブル高など受け3週続伸=BRICs市況
2019-04-22 11:46:00.0
前週(15−19日)のロシア株式市場はRTS指数(ドル建て)の19日終値が前日比0.12%安の1260.82と続落したが、前週比では0.59%高となり、3週続伸した。
週明け15日の指数は反落して始まった。前の週末に米石油掘削機器大手ベーカー・ヒューズが発表した米国内の週間石油掘削リグ本数が増加したことからブレント原油先物が1バレル=71ドルに下落したことが嫌気された。
16日は反発し、17日も値を上げ続伸した。海外市場が上昇した流れを受け、ロシア株も買われる展開となった。また、原油先物価格が72.3ドルに反発したことや、中国1−3月期GDP(国内総生産)が市場予想を上回ったことで世界経済減速懸念が緩和したことも支援材料となった。
18日は3日ぶりに反落し、週末19日も値を下げ続落した。18日は、アジア市場が軟調となったことや、米国の16年大統領選挙でのロシア介入疑惑を調査しているモラー特別検察官が発表した調査報告書でロシアの選挙介入の事実が否定されたものの、米政府による対ロ追加制裁圧力は低下しないとの見方から売り優勢となった。19日は欧米市場が「聖金曜日」の祝日で薄商いとなり、手がかり材料難の中、値を下げた。
今週(22−26日)のロシア市場は引き続き原油価格やルーブル相場、海外市場の動向、米中通商協議、米・EU(欧州連合)間の貿易摩擦問題、ウクライナ・ケルチ海峡紛争をめぐる西側の対ロ制裁、英国のEU(欧州連合)離脱問題、さらには26日のロシア中銀の金融政策決定会合などが焦点となる。主な国内経済指標の発表の予定はないが、原油価格に影響を与える23日の米API(石油協会)週間石油在庫統計や24日の米EIA(エネルギー情報局)週間石油在庫統計が注目される。RTS指数は1250−1300ポイントのレンジの動きが予想される。
<関連銘柄>
RTS連動<1324>、iSエマジン<1582>、iS新興国<1362>、
WTI原油<1671>、ガス<1689>、原油<1690>、
野村原油<1699>、iエネルギー<2024>
提供:モーニングスター社




