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<新興国eye>前週の上海総合指数、世界経済鈍化懸念や米・EU貿易摩擦で反落=BRICs市況
2019-04-15 10:01:00.0
前週(8−12日)の中国株式市場は主要指標である上海総合指数の12日終値が4日終値比1.78%安の3188.63となり、反落した。
週明け8日の指数は6営業日ぶりに反落して始まり、9日も小幅に値を下げ続落。週前半は、前の週末まで5連騰し利益確定売り圧力が強まった。ただ、中国国務院が7日、中小企業の資金調達コストの引き下げを目指し、金融政策と資本市場で支援策を打ち出すと発表したことや、中国国家発展改革委員会(NDRC)が地方都市で戸籍制度を緩和し人口増加を促す経済活性化方針を示したことから、下げは小幅にとどまった。
10日は3日ぶりに小反発したものの、11日は反落し、週末12日も値を下げ続落となった。
10日は買い戻し優勢。11日はIMF(国際通貨基金)が世界経済の19年の成長率見通しを前回1月発表時の3.5%増から3.2%増に下方修正し世界経済の減速懸念が強まったことや、トランプ米大統領がEU(欧州連合)からの110億ドル相当の輸入品(航空機部品やワインチーズ、アパレルなど)に対する関税率を引き上げる方針を示したことから米・EU貿易摩擦が悪化するとの懸念を受け、大幅安となった。12日は3月貿易収支で輸出が前年比14.2%増となり、市場予想を上回ったことで買い安心感が広がり、下げ幅を縮めた。
今週(15−19日)の株式市場は、米中通商協議や米・EU貿易摩擦などの地政学リスクや海外市場の動向、株価支援・景気対策、人民元相場、原油などのコモディティー相場などが注目される。主な経済指標の発表は15日の3月70都市住宅価格や17日の1−3月期GDP(国内総生産)伸び率と3月鉱工業生産、3月小売売上高、1−3月期都市部固定資産投資など。
<関連銘柄>
上証50連動<1309>、上場パンダ<1322>、上場チャイナ<1548>、
H株ブル<1572>、H株ベア<1573>、中国A300<1575>、
南方A50<1576>、iSエマジン<1582>
提供:モーニングスター社




