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<新興国eye>米S&P、9年ぶりにベトナムの国家信用格付を引き上げ
2019-04-10 14:01:00.0
米格付け大手のスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)はこのほど、ベトナムの長期発行体信用格付を「BB−」から「BB」に引き上げ、見通しを「安定的」とした。一方、短期発行体信用格付は「B」で据え置いた。
S&Pがベトナムの国家信用格付を引き上げたのは10年以来9年ぶり。
S&Pによると、経済が多様化するベトナムは近年急速に成長しており、12年以降のGDP(国内総生産)の年平均成長率が6.2%となっている。また、近年のベトナムの政策が、マクロ経済の安定化やインフレ上昇の抑制につながっている。
これに先立ち、英国の格付け会社フィッチレーティングスは18年5月に、ベトナムの長期外貨建ておよびドン建て発行体デフォルト格付けを「BB−」から「BB」に引き上げ、見通しを「安定的」としていた。
一方、米大手格付会社のムーディーズ・インベスターズ・サービス(ムーディーズ)も18年8月に、ベトナムの国家信用格付けを「B1」から「Ba3」に引き上げ、格付け見通しを「ポジティブ」から「安定的」とした。
【筆者:Viet Economic Research&Advisory Corp.(VERAC)】
2002年ベトナム・ホーチミン市で創業。「ベトナム株・経済情報」「VIETJOベトナムニュース」、「VIETJOライフ」の自社媒体を通じ、経済、金融情報を中心に毎日数十本のベトナム関連記事を配信する。業界で唯一、全上場企業740社超の日本語企業データベースを保有。また調査可能な非上場企業のユニバースは22万社を誇る。10年超にわたり蓄積した情報とネットワークを駆使した企業信用調査に強み。
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提供:モーニングスター社




