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<新興国eye>前週のインド株、現政権の総選挙勝利観測などで6週続伸=BRICs市況
2019-04-01 10:47:00.0
前週(3月25−29日)のインド株式市場で、代表的株価指数SENSEX指数の29日終値は前日比0.33%高の3万8672.91、週間ベースでも22日終値比1.33%高となり、6週続伸した。
週明け3月25日の指数は続落して始まった。前の週末、米国債市場が逆イールド(長短金利の逆転現象)となったことからリセッション(景気後退)懸念が強まり、欧米市場やアジア市場が世界景気減速観測で軟調となったことから、インド株も売られる展開となった。
26日は反発し、27日は反落。26日は外国人投資家の買い越しが高水準で続いたほか、4月中旬の総選挙でモディ首相が率いる与党インド人民党(BJP)が勝利するとの観測が買い材料となったものの、27日は利益確定売り優勢の展開となった。
28日は反発し、週末29日も値を上げ続伸した。総選挙での与党勝利観測で金融セクターが買われ、指数の上げを主導した。また、インド準備銀行(RBI)がドルとルピーのスワップ入札を実施したのを受け、ルピー高となったことも好感された。なお、3月の外国人投資家の買い越しは43億8000万ドルと、17年3月以来の高水準となっている。
今週(4月1−5日)のインド市場は、米中通商協議などの地政学的リスクや国内景気、原油価格の動向、主要企業の決算関連ニュース、4月総選挙を控えた政治動向、さらには4日のRBIの金融政策決定会合などが注目される。主な経済指標の発表は2日の3月日経製造業PMI(購買担当者景気指数)や4日の3月日経サービス業PMIなど。
<関連銘柄>
上場インド<1549>、インドNIF<1678>、インドブル<2046>、
インドベア<2047>、iSエマジン<1582>
提供:モーニングスター社




