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新興国ニュース

<新興国eye>チェコ中銀、賛成多数で現状維持を決定―2委員が利上げ支持

2019-03-29 11:12:00.0

 チェコ国立銀行(中央銀行)は28日の金融政策決定会合で、政策金利の2週間物レポ金利を賛成多数で現状の1.75%に維持することを決めた。

 中銀は18年6月会合で4カ月ぶりに利上げを再開したあと、同8月と同9月の会合でも小幅利上げを実施。同11月には17年8月以降で6回目となる利上げを決めた。しかし、同12月会合で現状維持に転換。前回2月会合に続いて現状維持は3会合連続となる。前回の会合同様、今回も5人の委員が現状維持を支持したものの、2人の委員が0.25ポイントの小幅利上げを主張した。

 中銀は現状維持を決めたことについて、前回会合時と同様、「最新の経済予測によると、インフレ率は19年上期(1−6月)、一時的に伸びが加速するものの、インフレ率は物価目標の2%上昇にかなり近づく」とし、また、インフレ見通しの上ブレ・下ブレリスクについても、「通貨コルナの上昇ペースの鈍化は上ブレリスクとなる一方で、世界景気の減速ペースが一段と強まることは下ブレリスクとなる。しかし、全体として両リスクはバランスがとれている」とした。

 中銀は前回会合で、「インフレ見通しに対するリスクはやや上ブレリスク、また、金利の見通しもやや上ブレリスクがある」とし、その理由として、19年1年間、コルナの上昇ペースが鈍化する可能性を挙げていた。

 中銀の次回会合は5月2日に開かれる予定。

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提供:モーニングスター社