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新興国ニュース

<新興国eye>前週のロシアRTS指数、海外株高やルーブル高で3週ぶり反発=BRICs市況

2019-03-18 10:03:00.0

 前週(11−15日)のロシア株式市場はRTS指数(ドル建て)の15日終値が前日比1.25%高の1196.75と反発し、前週比でも1.46%高となり、3週ぶりに反発した。

 週明け11日の指数は続落して始まった。米中通商協議の先行き不透明感や米議会による対ロ追加制裁懸念が強まり、売り優勢となった。

 12日は3日ぶりに反発し、13日も値上がりし続伸した。ブレント原油先物が1バレル=67.73ドルと、3カ月ぶり高値を付けたことや、英議会がEU(欧州連合)離脱協議で政府による合意なき離脱を禁止する修正動議を可決したことで海外市場が上昇し、ロシア株も買われる展開となった。

 14日は3日ぶりに反落。利益確定売りが出た他、米中首脳会談の開催が3月中の見通しから4月以降に先延ばしになったことが嫌気され、売り優勢となった。

 週末15日は反発した。英議会が前日、EU離脱日を3月29日から6月30日に延期する政府動議を可決したことが好感された他、欧州経済の減速見通しから、ECB(欧州中央銀行)が量的金融緩和策を復活させるとの思惑でユーロ安となり、ロシア通貨ルーブルを押し上げたことが買い材料となった。

 今週(18−22日)のロシア市場は引き続き原油価格やルーブル相場、海外市場の動向、米中通商協議、ウクライナ・ケルチ海峡紛争をめぐる西側の対ロ制裁、さらに22日のロシア中銀の金融政策決定会合などが焦点となる。主な国内経済指標の発表は18日の2月鉱工業生産や20日の2月失業率、2月小売売上高など。また、原油価格に影響を与える19日のAPI週間石油在庫統計や20日のEIA週間石油在庫統計も注目される。

<関連銘柄>
 RTS連動<1324>、iSエマジン<1582>、iS新興国<1362>、
 WTI原油<1671>、ガス<1689>、原油<1690>、
 野村原油<1699>、iエネルギー<2024>
提供:モーニングスター社