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新興国ニュース

<新興国eye>前週の上海総合指数、李首相の景気支援表明を好感し反発=BRICs市況

2019-03-18 09:32:00.0

 前週(11−15日)の中国株式市場は主要指標である上海総合指数の15日終値が8日終値比1.75%高の3021.75となり反発した。

 週明け11日の指数は反発して始まり、12日も値を上げ、続伸した。中国人民銀行(中銀)の易綱総裁が景気減速に対し、金融緩和で対応する考えを示した他、米中協議についても「双方は輸出促進のため、自国通貨の切り下げ競争を回避することで合意した」と述べたこと、中国商務部の王受文副部長も追加関税は撤廃の方向に向かっていると発言したことが好感され、買い優勢となった。また、メイ英首相が北アイルランド国境の貿易管理をEUルールに合致させる、いわゆるバックストップ条項の恒久化を回避するための修正協議でEU(欧州連合)と合意したことが追い風となった。

 13日は3日ぶりに反落し、14日も値を下げ、続落。13日は米中通商協議の見通しについて、USTR(米国通商代表部)のライトハイザー代表が合意に慎重な発言を示したことや、メイ英首相のEU離脱協定修正案が英下院で否決され、合意なき離脱の可能性が高まったことが嫌気された他、相場の高値警戒感から利益確定売り優勢となった。14日、1−2月の中国鉱工業生産が市場予想を下回り、景気減速懸念が強まり売りが加速した。

 週末15日は3日ぶりに反発した。李首相が全国人民代表大会(全人代)の閉幕後の会見で、預金準備率や金利対応によって景気を支援する方針を示したことが好感され、買い優勢となった。

 今週(18−22日)の株式市場は、米中通商協議などの地政学リスクや海外市場の動向、株価支援・景気対策、人民元相場、原油などのコモディティ相場が注目される。主な経済指標の発表の予定はない。

<関連銘柄>
 上証50連動<1309>、上場パンダ<1322>、上場チャイナ<1548>、
 H株ブル<1572>、H株ベア<1573>、中国A300<1575>、
 南方A50<1576>、iSエマジン<1582>
提供:モーニングスター社